【嫌でもわかるWeb3.0(ウェブスリー)】仮想通貨との関係も解説

【嫌でもわかるWeb3.0(ウェブスリー)】仮想通貨との関係も解説

Web3.0とは何か?



言葉を聞いても、理解にくるしむため、 調べることすらしないだろう。

あるいは調べたとしても、横文字ばかりで、
理解する気が失せたかもしれない。

そこで、本記事ではWeb3.0について、

  • 最低限の横文字で
  • また登場したとしても解説付きで

わかりやすく丁寧に解説した。

仮想通貨との関係も大アリなので、

  • 仮想通貨に興味がある人
  • 仮想通貨を持っている人

は、ぜひこれを機にWeb3.0について理解しておこう。

お品書き

Web3.0 とは? Web1.0→Web2.0→Web3.0の流れを理解

Web3.0 (ウェブスリー) と呼ばれるからには、 Web2.0がある。

Web2.0があるからには、 Web1.0もある。

  • Web2.0 (現在) がどんな世界か
  • Web1.0 (過去) がどんな世界だったか

は、追って説明するとして、まず、

Web3.0 (未来) とは何か?



今後数年以内に実現するであろう、
「仮想通貨の技術」をベースとした、

  • 新しいインターネット
  • 新しい組織
  • 新しい働き方



つまり・・・

新しい経済のカタチ

のことである。

“数年以内に実現するであろう”とは述べたものの、
じつはすでに実現している。

しかし今はまだ限定的であり、テスト段階であり、
日本では仮想通貨すら一般には受け入れられてないような状況なので、
市民権を得るのは先のことだろう。

とはいえ、ぼくらの生活を大きく変えるであろうことは間違いない。

では、 Web3.0を理解するために、 過去へとさかのぼろう。

Web1.0 爆誕

おぼえているだろうか?

調べものをするために、 図書館へ足しげく通った頃のことを・・・
(少なくともぼくはそんな子どもではなかった)

インターネットの登場がそれを変えた。

気になること・わからないことがあれば、
本を読まずとも、先生や親に教えてもらわずとも、
さらにはいつでもどこでも、
Webで検索をすれば瞬時に情報を得られるようになった。

これがWeb1.0だ。

このときとおなじような衝撃的な変化が今、起きようとしている。

それがWeb3.0だ。

何だって?!

Web2.0が置き去りだって?!

これから説明するので安心してほしい。

Web2.0 爆誕

Web1.0では、 家族や友人に電子メールを送信したり、
Webで調べものをして、ブログを見たりなど、
誰かが発信したものを受け取る(読む)だけ・・・

という、 「一方向的な流れ」しかなかった。

その形が、 SNSの登場によって変わる。

たとえば誰かのコメントに対していいねを押したり、
返信したり、 拡散したりなど、
インターネット上で、双方向のやり取りが密にできるようになった。

また同時に、誰もがカンタンに情報の発信者になれる環境が整った。

つまり、Web1.0では 「読む」だけしかできなかったのが、
Web2.0では 「書く(発信する)」がくわわった。

これがWeb2.0の世界観だ。

しかし、その世界観が浸透するにつれ、
その世界観を支えている技術 (検索エンジン)や、
プラットフォーム・インフラ (SNS) を、
ある特定の企業が牛耳るようになっていく・・・

それらの企業こそ、 GAFA (ガーファ) と呼ばれる、
世界的に有名なアノ4社である。

さて、あなたはいくつ答えられるだろうか?

グ〜・・・?

アッ・・・?

フェイ・・・?

アマ・・・?

コインマン

・・・がふあっ!!!



時間切れだ。

  • Google
  • Apple
  • Facebook
  • Amazon

である。

Web2.0の世界では、これらの4社に利権が集中してしまった(しまっている)。

このように、ある少数の機関に利権が集中することを、 「中央集権的」と言う。

つまりWeb2.0は、 中央集権的なインターネット世界ということだ。

では、中央集権的であることの何がいけないのか?

ヒントは 「個人情報」 だ。

GAFAは、 ぼくらの個人情報を入手し、活用し、
サービスの利便性を高めようとしている。

しかし便利になる反面、 個人情報をはじめとするデータが一箇所に集中し、
プライバシーの侵害や、大規模やデータ漏洩のリスクがつねにつきまとう。

GAFAに世界の富が集中しているのも、 批判の対象となっている。

Web2.0の問題を解決するべく、 Web3.0爆誕

そんな、 GAFAによる中央集権的な仕組み・構造を・・・

ぶっこわ〜す!

インターネットをみんなの手に取りもど〜す!

という考えのもと生まれた概念が、 Web3.0である。

ところで、

どうしてWeb3.0が、 中央集権的な仕組み・構造を破壊できるのか?



Web3.0の核となる技術・・・

ブロックチェーン技術

が、仮想通貨 (ビットコイン)によって実現されたからだ。

ブロックチェーン技術とは、
世界中の人々によって、パソコンにおなじデータを記録し、
そのデータを相互に監視することによって、
データの改ざんリスクを極めて低くする技術だ。

この技術の構想自体は、仮想通貨誕生以前からあった。

しかし、データを監視する人のなかに、悪意を持った少数がまぎれこんでいた場合、
不正ができてしまう懸念(これをビザンチン将軍問題と言う)があることから、
技術の実現には至っていなかった。

ところが、ビットコインの登場がそれを変えた。

ビットコインが、見事にブロックチェーン技術を体現してみせたのだ!

どのようにして ?

データを監視する人々に、インセンティブ (報酬)を与えることによって、
不正するより、マジメに監視したほうが合理的だとおもわせ (実際、 合理的である) 、
マジメに監視させるという巧妙な仕組み

を用いて!

この仕組みについてくわしく知りたい方は、以下記事を確認されたし。



この仕組みが画期的なアイデアだったがゆえに、 ビットコインは話題になり、
仮想通貨市場がここまで世のなかに普及した。

(とはいえ一般の人にまで普及した理由は、 技術ではない。
ビットコインの価格や仮想通貨市場が驚異的な伸びを見せ、 投資商品として魅力的だったからである。)

では、ブロックチェーン技術が、どうして中央集権的な仕組みを切り崩せるのか?



ブロックチェーン技術によって、

  • 特定の国、企業、組織、機関、 サーバーが中央集権的に管理するネットワークに依存せずとも、
  • 利用者(のパソコン) 同士でネットワークをつくりあげ、
  • それを利用者たち自身で、 分散的に (民主的に) 管理することができるようになった

からだ!

これを、自律型分散ネットワークと呼ぶ。

呼び名は忘れてもいいが、 キーワードだけはおぼえておこう。

キーワードは

分散 (Decentralized)

だ。

「集中、一元化」という意味の、 「Centralized」の対義語にあたる言葉。

今後数年は、この“分散”というキーワードを良く聞くことになるはずだ。

・・・というかすでに見かけたり、聞いたりしているのではないだろうか?

  • DeFi ディファイ (Decentralized Finance : 分散型金融)
  • Dapps ダップス (Decentralized applications : 分散型アプリ)
  • DAO ダオ (Decentralized Autonomous Organization: 分散型自律組織)

などだ。

これらに共通するキーワードこそ、 「分散 (Decentralized) 」である。

Web3.0と仮想通貨との関係

で、上記のような分散型のシステムとかアプリとかコミュニティ (組織) のなかで、

  • 通貨として流通したり (ゲームならアイテムを買えたりする)、
  • コミュニティで働く人に給料として支払ったり、
  • 契約や取引の記録を保存したり、
  • 何らかの意思決定の場で投票権として機能したり・・・

するのが、ご存じ、『仮想通貨』だ。

「トークン」とか「ガバナンストークン」とか、 果たす役割によって呼び名が変わったりするが、
それらも仮想通貨ととらえておいて問題ない。

・・・だんだんと、 Web3.0と仮想通貨との関係が見えてきただろう。

別に、仮想通貨ではなく、法定通貨でも良いのだが、
分散型のシステム・アプリ・コミュティなどは、世界中の人が利用する。

多種多様な各国の通貨を、 コミュニティ側がすべて準備するのは現実的ではない。

なんらかの仮想通貨を発行して、
それをコミュニティ内の統一通貨として運営するほうが現実的だろう。

それに、 仮想通貨がひとつあれば、先述したようなさまざまな機能を持たせられる。

問題があるとすれば、お察しのとおり、その仮想通貨の価値だ。

あなたがもし、分散型の組織 (DAO) で働くことになったとき、

1円にもならない仮想通貨をもらっても、何の役にも立たない!

とおもうかもしれない。

しかし基本的には、
コミュニティが成長することによって、そのコミュニティ内で流通する仮想通貨の価値も上がる。

普通の会社で固定給をもらうよりも、大きなインセンティブ (報酬) となる可能性もある。

給料の代わりに、 自社株をもらうと考えればイメージしやすい。

会社が成長すれば、株価が上がり、もらえるインセンティブもふくらむ。

インセンティブが増えるとなれば、モチベーションが湧き、
良いサービスを世のなかに生み出すために、一生懸命働く。

そしてお金が必要なときには、株を売却すればいいのとおなじく、
仮想通貨も法定通貨と換金することができる。

この仕組みがどこまでうまく回るか、 また、 持続可能かはさておき、
すでに国内外で複数の分散型の組織 (DAO) の運営が始まっていることからも、
実現不可能な仕組みでないことはわかるだろう。

ここまでの話をまとめると、

仮想通貨 (ビットコイン) によりブロックチェーン技術が実現されたことによって、
今までの中央集権的なネットワークからの脱却に、 「部分的に」成功した!

・・・ということだ!

Web3.0が普及すれば、 GAFAを打ち倒せるか?!

今、“部分的に”と述べたとおり、分散化されたのは、
中央集権化されたシステムのうち、まだほんの一部にすぎない。

では、このまま分散化がすすめば、 Web3.0の命題である、
「GAFAの討伐」は実現するのか?!

・・・個人的にはむずかしいと感じているし、別に実現する必要もないとおもっている。

  • 情報が整理されてて便利 (Googleの検索エンジン)
  • いちいちID/パスワードをおぼえなくていい (Googleのchromeブラウザ、 Apple iPhoneなど)
  • 注文した商品が翌日届く (Amazon)

これらのメリット• 利便性を享受できるのは、 中央集権だからこそと言っていいだろう。

もし、分散化してそれらのメリットが薄れたり、 失われたりするなら、
ぼくは分散化が迷惑とすらおもう。

要は、ぼく自身には、 「GAFAを打倒してくれ!」なんて願望はなく、

仮想ずーかま

GAFAの支配が心地良いドMなのです!



こうおもうのはぼくだけじゃないだろう。

しかし、GAFAの支配がおよばない分野や、
個人間レベルのスモールビジネス、
あとは、 「心地良くない支配 (政府、会社、 お金など)」に対しては、
分散化(民主化) がすすむと考えている。

仮想通貨はWeb3.0の始まりにすぎない!

Web3.0は、 「Web」 とつくのでインターネットやIT業界だけを指すものだとおもわれがちだが、
インターネットだけでなく、

ありとあらゆるものが、 中央集権型から分散型へ移行する大きな流れ

だとぼくは理解している。

その前身がまさにビットコイン (特定の機関が発行していないお金:お金の民主化

であり、その技術を応用したDAO (特定のトップがいない分散型組織:会社の民主化)なども、
すでに生まれてはじめている。

そこにビジネスチャンスあり! 経済成長のチャンスあり!

・・・ってことで、 日本政府もようやく重い腰をあげた。
(Web3.0を成長戦略の柱にするらしい)

・・・でもちょっと待てよ

我が国では仮想通貨の認知度すらまだまだだ・・・

Web3.0の流れを加速させるためには、
まずは仮想通貨を普及させないとお話にならない!

というわけで政府は、手始めに、 仮想通貨税制を改正する見込みだ。

今の仮想通貨税制は、仮想通貨で得た利益に対し、 最大55%を課す地獄税制となっている。

これを、 FX・株とおなじ、 20%の分離課税にする動きがありそう。 (確定事項ではない)

この改正が実現すれば、

  • 仮想通貨に興味を持ったり、
  • 所有する人も増え、
  • そのことが結果的にWeb3.0を推進することになる

からだろう。

仮想通貨自体は、これから起こるWeb3.0 (分散化社会) の実現に向けた大きな変化の、
ほんの始まりにすぎないのだ。

その始まりにすぎないことにすら、 伝え、 恐れおののき、
手を出さない人ばかりである (特に日本人)。

・・・という日本の状況を悲観することはない。

この状況は、

ぼくらにとって大チャンス

だからだ!

今後ほぼ確実に成長するであろう、

  • 仮想通貨市場
  • Web3.0 市場

に、まだ誰も投資してないような状況なのである。

まわりに聞いてみてほしい。

仮想通貨を持ってるか?


と。

10人に1人がYESと答えればいいほうだろう。

成長する市場に投資すれば、言うまでもなく資産はふくらむ。

  • 今後アツくなるであろうWeb3.0・・・
  • そしてその技術基盤となっている、 仮想通貨・・・
仮想ずーかま

やる (投資する) っきゃないでしょ!

・・・と言いつつも、 投資は自己責任で、余剰資産で楽しもう。

国内の仮想通貨取引所なら、 手数料の安い、ビットバンクがオススメだ!

終章:未来から見れば、 Web3.0・仮想通貨市場の成長は必然という話

時代はくり返す。

太い眉毛が流行ったら、つぎは細い眉毛が流行るように・・・

シュッとした服装が流行ったら、つぎはダボダボの服装が流行るように・・・

西洋医学が流行ったら、 つぎは東洋医学が流行るように・・・

ぼくたちは時代を行ったり来たりしながら、 そのたびに少しずつ進化をしてきた。

インターネットも例外ではない。

Web3.0では分散化の流れが起こるが、
それらが終われば、いずれ、より進化した中央集権的な仕組みへと回帰していく。

そのとき注目を浴びるのは、間違いなく「AI」だろう。

人間よりAIのが合理的にものごとを判断でき、 意思決定能力に優れているからだ。

というわけで、人間の代わりに意思決定をおこなう、 AIしゃちょーがまず誕生する。

AI首相なんかも生まれるかもしれない。

つまり、ある組織や会社、あるいは国単位などで、 AIが意思決定をする、
部分的な中央集権へと回帰していく・・・

おそらくこの世界観が、 Web4.0だ。

そして次第に AI同士が連携を取るようになり、
会社や国単体としてではなく、世界全体として合理的な判断をおこなえるように、
ボス猿的な中央集権AIが誕生する。

これまでは映画のなかの話だったが、もうその誕生は目前にせまっている。

ボス猿AIが誕生した世界で、
人間はボス猿AIの意思決定に従いながら、 豊かに (?) 暮らす。

AIに支配されることが、 ユートピア (楽園)となるか、
ディストピア (地獄)となるかは、意見が分かれるところである。

・・・が、少なくとも、AIが人類を殺しにくるということはなさそうだ。←合理的ではないので

だがどっちにしろ、AIに支配というか管理される未来はくる。

2045年頃には、人間の知能をAIが超えると見られているからだ。
(ちなみにこの変化が起こることを、「シンギュラリティ」と言う)

シンギュラリティ後、数年以内 (2050年頃まで)には、
ボス猿AIが世界を管理することになるだろう。

この世界観が、 Web5.0だ。

・・・となると、 Web4.0という概念が生まれるのは、
その中間、 2035年頃だろうか?

さておき、

ボス猿AIが管理する中央集権的社会 (Web5.0) という最終的な到達地点

に向けた過程として、今、
GAFA支配からの脱出・・・つまり、

自律分散型社会への挑戦 (Web3.0) がはじまっている

ということだ。

何が言いたいかというと・・・

コインマン

起こるべくして起こったのだ、 Web3.0は!!



どこまで分散化がすすむかはわからないが、 この動きは数年〜10数年は止まらないだろう。

・・・ということは、その動きの核となっている、
「ブロックチェーン技術」を生み出した仮想通貨市場も、
今後数年〜10数年は成長しつづける(とおもう)!

成長市場に投資すれば、経済的に豊かになれる可能性が高いことは、
あらためてぼくが言うまでもない。

コインマン

ホイジャーマタ!

言い逃れ事項

本記事中の意見・見解は、著者の個人的な見解です。

仮想通貨への投資、 および資産の管理にはリスクが伴います。

投資の判断をするまえに、 あなたが興味を持った銘柄に対して、
あなた自身で調査することを忘れないでください。

以上を忘れず、 未来にワクワクして行こう! ☆彡

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この記事を書いた人

仮想ずーかまのアバター 仮想ずーかま 仮想のずーかま

仮想通貨投資家|未来を信じる3銘柄と心中(計200万円分投資済み)|短期で50万円も運用予定|乗り遅れても大丈夫!仮想通貨はまだまだこれから!|本業:ブロガー(希望)|実際は社畜が本業|心とお金の余裕を手に入れるための仮想通貨情報(考え方・投資方法・オススメ銘柄)を、仮想通貨が実現する未来像といっしょにお届け!|さぁ、みんなで未来にワクワクしようじゃないか☆

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