ステーブルコインって何?どうやって価格変動を抑えてるの?!

ステーブルコインって何?どうやって価格変動を抑えてるの?!

ステーブルコインとは、その名のとおり、

価格が stable (安定している) なコイン

のことである。

  • 仮想通貨のクセに価格が安定?どゆこと?
  • どんなメリットがある?
  • 投資したら儲かるの?!



このような疑問が浮かぶとおもうので、
これらについて解説していこう。

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お品書き

ステーブルコインの価格が安定する仕組み

仮想ずーかま

仮想通貨のクセに価格が安定?!

仮想ずーかま

どういう仕組みやねん!



これがぼくのステーブルコインに対する第一印象である。

調べてみたらなんのこっちゃない。

時価総額相当額の、

  • 法定通貨
  • 仮想通貨
  • その他資産

を、ステーブルコイン発行母体 (会社)が裏付け資産として確保しているから、
価格の変動を抑えることができるという仕組みだ。

裏付け資産があるため、 たとえばコインが無価値になったときでも、
ユーザーは安心できる。

ステーブルコインの用途・役割

仮想通貨の魅力でもありデメリットでもあるのが、「価格変動 (ボラティリティ)」だ。

1日で数%、 ときには10数%も変動するため、
サービス等の決済手段としてもちいるには、
サービス提供者・利用者ともに価格の面で不安がある。

そこで、価格の安定しているステーブルコインをもちいることで、
安心して決済できるため、 決済の利用が拡大することが期待されている。

価格が安定しているだけなら、 法定通貨で良いとおもうかもしれない。

だが、ステーブルコインは、

銀行などの第3者機関をとおさずに取引できる

という仮想通貨のメリットを持ち合わせている。

海外に行ったときに、現地の通貨を持たずとも決済できたりなど、
国境を超えたボーダーレスな決済にも活用が期待される。

また、なんらかの仮想通貨を介して外国のステーブルコインを買えば、
銀行などの第3者機関をとおさずに、実質的に外貨を持てることになる。

自国の通貨が信用できないので外貨を持ちたいが、
外貨への両替規制があって困っている

という投資家たちの悩み解消にも一役買っている。

実際、 米ドルのステーブルコインは、
両替規制のある中国の投資家に好んで購入されているようだ。

日本に目をうつしてみると、
2022年6月現在、円安が進行しつづけている。

このような状況下で仮想通貨の利確 (仮想通貨を売却して利益を確定させること) をしたい場合、
日本円に換金しても価値が下がるかもしれない。

そこで、米ドルのステーブルコインに交換し、
米ドルとして利確することで為替リスクを回避する・・・

といった使い方も考えられる。

ステーブルコインは仮想通貨の一種?

現行の改正資金決済法では、 「原則、 仮想通貨とは定義しない」とのこと。

しかし、税金から逃れられるかというと・・・ そんな抜け道は用意されていない。

  • 法定通貨⇔ステーブルコインで行き来するだけ
  • ステーブルコインに交換したあと、ステーブルコインでサービスの決済をする



こういう場合には、おそらく税金はかからない。

しかし、 何らかの仮想通貨を経由したあとは、

  • その仮想通貨をステーブルコイン含む別のコインに交換するとき
  • その仮想通貨を法定通貨に換金するとき
  • その仮想通貨をサービス決済につかうとき

などに、利益が出ていれば、その利益分に課税される。

現行の仮想通貨税制では、 上記のとおり、
サービス決済に利用した場合も、 利益が出ていれば利益分に課税されるので、
その都度税金を計算をしなければならない。

しかし、ステーブルコインに交換しておけば、
税金を計算するタイミングは交換時の1回だけだ。

以後は、ステーブルコインを何度サービス決済に利用しても、
税金の計算は必要ない。

つまり、一旦ステーブルコインに換えておけば、税金の計算がラクになる。

ただし、

どのステーブルコインが仮想通貨に該当するのか、しないのか?

の議論はこれからなので、動向には注視が必要だ。

現時点では、 仮想通貨と実社会はスパッと分断されている状況だが、
サービス決済の場でステーブルコインの利用が拡大すれば、
ステーブルコインは、 仮想通貨と実社会との架け橋になってくれることだろう。

ステーブルコインには、そういった役割も期待されている。

なお、国内取引所では、外貨ステーブルコインの扱いはない

(2022年6月に国内でステーブルコインへの法規制が強化されたため、
今後、国内取引所で外貨ステーブルコインを扱うようになる可能性は低くなった)

かといって海外取引所で外貨ステーブルコインを買ったとしても、
外国人(海外から見た日本人)への補償はじゅうぶんでない可能性があるため、
注意が必要だ。

ステーブルコインの落とし穴 (米ドルステーブルコイン 「テラ」暴落の原因)

2022年5月、
(価格の面で) 安全かにおもえたステーブルコインにも、
重大な欠点が発覚した・・・

欠点が発覚したのは、
“裏付け資産を確保している”タイプのステーブルコインではなく、
「裏付け資産がない」 タイプのステーブルコインだ。

裏付け資産がないのに、どうやって価格の変動をなくすのか?



政府がお金を刷るのとおなじように、 通貨の供給量を操作し、
価格を維持する仕組み (アルゴリズム) によって、
だ。

このタイプのステーブルコインは、

無担保型 (アルゴリズム型) ステーブルコイン

と呼ばれる。

「UST (TerraUSD: 以降テラ)」 という米ドルに連動したステーブルコインが、
まさにそのタイプだった。

本来なら、アルゴリズムで「1テラ=1ドル」 を維持しなければならないところ、
2022年5月、 異変が起こった。

1テラ0.95ドルとなり、1ドルを下回ってしまったのだ。

キッカケは、何者かによる、テラの (故意的な?) 大量売却だったとされる。

テラは裏付け資産がない代わりに、
「LUNA (以降ルナ)」 という仮想通貨と裁定取引をして、価格を維持していた。

その仕組み (アルゴリズム) はこうだ。

  • テラが売られる
  • テラの流通量が増える=価格が下がる
  • ルナを新規発行し、テラを購入(交換) することで、
    テラの流通量は減り、価格は上昇
  • テラの価格を維持

    (上記は一例であり、 もっと複雑な処理を実行して1テラ=1ドルを維持している)



しかし、仕組みを悪事に利用されてしまったカタチだ。

  • テラが大量に売られる
  • テラの流通量が大幅に増え、価格が下がり、アルゴリズムで対応しきれなくなり、
    1テラ= 1ドルを切ってしまう



これをキッカケとして、以下2つの問題が起こった。

  • 1ドルを維持するはずのテラの価格が下がり、
    不安をおぼえた大口投資家が、 テラを売却

    裏付け資産のあるタイプの米ドルステーブルコイン (USDC) に乗り換える動きが起こる
  • テラの価格さらに下落
  • 運営サイドは、1ドル=1テラを維持するため、
    ルナを大量に新規発行
  • 市場への供給量が増え、 ルナ価格下落
  • 不安に駆られたルナ保有者たちが、つぎつぎに売りに走る
  • ルナの価格も下落



一時は1万円以上の値がついていたルナだが、売りに歯止めがきかなくなり、
数日にして 99.99%下落。

オワコンとなった・・・

多くのルナ・テラユーザーが泣きを見たその裏で、
ルナを空売り (※) し、大儲けした投資家がいるとのことだ・・・ (闇深し)

空売りとは?

現物を持たずに取引が可能な、 「先物取引」のうちのひとつ。

相場の下落を予測し、 持ってない (現物のない) 銘柄を先に売って、
下落したら買い戻すことで、 下落相場でも利益を得るための手法だ。

たとえば、ルナが1万円のときに持ってないルナを売り、
ルナが1000円になったときに売ったルナを買い戻すことで、9000円の利益となる。

決められた期日までに買い戻さなければならないため、
相場が上向きになれば、とうぜん損をすることもある。



テラ・ルナの暴落が起こる数ヶ月前・・・

日本発のステーブルコインを開発した会社のCEOはこう語っていた。

実績のないアルゴリズムは、 信用に値しない

と・・・。

裏付け資産がなければ、上記のような暴落が起こったとき、
ユーザーは投資した費用を回収できず、
売れなかった分は不良債権となってしまう。

アルゴリズム型のステーブルコインは今、 苦境に立たされている。

ぼく的には、ビットコインも少なからず似たような面を持っていると考えている。

(裏付けが少ないため、売りが集中すると費用を回収できないユーザーが出てきてしまう)

ステーブルコインに投資すれば儲かる?

もうお気づきのように、 ステーブルコインを買っただけで、
何倍にもなって儲かるということはない。

  • 価格変動の大きい仮想通貨の一時的な逃避先として
  • 両替規制のある国で外貨を持つための手段として
  • サービス決済時の通貨として

ステーブルコインは利用されているからだ。

ただ、儲け的な旨味がゼロかというと、そうではない。

ステーブルコインは、「価格が安定している」というその特性から、
ステーキングに好んで用いられる。

ステーキングとは?

仮想通貨やステーブルコインを、取引所等に一定期間預け、
その期間中、 売買ができなくなるが、
期間終了後に、 金利を受け取れるというもの。

一般に、預ける期間が長いほど金利が高くなる傾向にある。

年利20〜30%というウソのような高金利をうたっている取引所も存在するが、
これはブロックチェーン技術によって、
仲介業者を必要としない資産運用が可能になったからである。



ビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨をステーキングしても、
これらは価格変動が大きいため、たとえば預け期間終了後に価格が半分になっていたら、
20〜30%の高金利を受け取ったとしても利益は出ない。

しかし、ステーブルコインなら、
価格が安定しているので、 金利分はそのまま利益となる。

(為替を考慮しなければ、だが)

そういった意味で、 ステーブルコインを買うこと自体で儲かるわけではないが、

ステーキングをすれば儲かる

と言えるだろう。

とはいえ、国内の取引所ではステーブルコインの販売、ステーキングともに扱いがない。

これらをおこなうなら、必然的に海外の取引所を利用することになる。

海外の取引所では、 何かあったときの補償が期待できないので、
そのあたりのリスクを考慮したうえで利用しよう。

日本発のステーブルコイン「JPYC」とは?

じつは日本発、日本円のステーブルコインも存在する。

その名も 「JPYC」だ。 (わかりやすくて良い名だ)

いまは分断されている、クリプト (仮想通貨) の世界と、
現実の世界とを、気軽に行き来できる世界を実現したい

とのビジョンから生まれたステーブルコイン。

そのJPYCは、 決済用途に特化している。

Visaプリペイドカード(Vプリカ)と提携しているため、

1JPYC=1円として、Vプリカギフトに交換できる。



VプリカはPayPayに紐づけることもできるので、

  • 仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム) で JPYCを購入
  • Vプリカギフトに交換
  • PayPayで日常決済に使用する

ということが可能だ。

ただ、決済での使用を前提としているので、 換金性は良くない。

JPYCの公式サイトで日本円にも換金が可能だが、その場合、

1JPYC=0.93円 (レートはそのときどきで異なる)

のように1円を切る換金レートになっており、現金に換える用途には向かない。

用途に応じて利用するのがよさそうだ。

ステーブルコインはクリプト世界と現実世界の架け橋となる !

ぼくのように、ある仮想通貨を長期保有 (ガチホ) する投資スタイルの人にとっては、
ステーブルコインを利用する場面は少ないかもしれない。

とはいえ、ステーブルコインの登場によって、
仮想通貨への理解や賛否など関係なく、
仮想通貨がぼくらの生活に根を張ろうとしているのだ。

これにはワクワクを禁じ得ない!

リップルのシステムを用いた国際送金がそうであるように、
ぼくらが気づかないところで、 仮想通貨が使われる場面もきっと増えてくる。

あぁ・・・あのシステムって、 仮想通貨使ってたの?!



そういう世界がおとずれたとき、
仮想通貨に投資したぼくたちはきっと、笑っていることだろう。

コインマン

ホイジャーマタ!

言い逃れ事項

本記事中の意見・見解は、著者の個人的な見解です。

仮想通貨への投資、 および資産の管理にはリスクが伴います。

投資の判断をするまえに、 あなたが興味を持った銘柄に対して、
あなた自身で調査することを忘れないでください。

以上を忘れず、 未来にワクワクして行こう! ☆彡

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この記事を書いた人

仮想ずーかまのアバター 仮想ずーかま 仮想のずーかま

仮想通貨投資家|未来を信じる3銘柄と心中(計200万円分投資済み)|短期で50万円も運用予定|乗り遅れても大丈夫!仮想通貨はまだまだこれから!|本業:ブロガー(希望)|実際は社畜が本業|心とお金の余裕を手に入れるための仮想通貨情報(考え方・投資方法・オススメ銘柄)を、仮想通貨が実現する未来像といっしょにお届け!|さぁ、みんなで未来にワクワクしようじゃないか☆

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