ビットコインどれくらい上がる?ポテンシャルは○○○○万円!

ビットコインどれくらい上がる?ポテンシャルは○○○○万円!

ウォーレン・バフェット(世界一の投資家)と同様に、
「ビットコインを買うな」派ではあるが、

  • ビットコインの価値はどこにあるのか?
  • もし上がるとしたら、MAXどれくらいか?

を、本記事では真剣に考えてみた。



ぼくがどうして、

ビットコインを買わないか?

の説明でもあり、と同時に、あなたが、

どうしてビットコインを買うか?

を、真剣に考えるキッカケになれば良いとおもっている。

お品書き

ビットコインの現実

2020年5月初旬時点でのビットコインの時価総額は、

およそ100兆円

だ。

まずはこの数字をおぼえておこう。

ビットコインのマイニングには、多大な報酬が支払われている。

(マイニングという言葉を知らない、よくわからない人は、以下記事を確認されたし。)



上記記事を読みたくない人のためにざっと説明すると・・・

  • マイニングとは、仮想通貨取引の承認にかかわる作業のこと
  • 具体的には、数千件の取引をまとめたデータを暗号化するための「キー」を見つける作業
  • その作業を全世界のマイニング業者が一斉に開始し、イチバンさいしょにキーを見つけたマイニング業者に報酬が支払われるプログラムとなっている
  • ビットコインをはじめとする多くのコインは、マイニングによって枚数が増える仕組み(ビットコインの発行上限:2100万枚)
  • ビットコインは2021年末時点で、約90%(約1900万枚)が発行済み



そして2022年現在、

約10分に6.25BTCがマイニングされている

ので、1BTC=500万円とするなら・・・

  • 10分で、3125万円
  • 1日で、450億円
  • 1ヶ月で、1兆3500億円
  • 12か月で、16兆2000億円

ということで、なんと年間16兆円も、
マイニング業者に報酬が支払われているのだ。

その報酬は誰が支払うのか・・・?

(マイニング業者が報酬としてもらえるのはビットコインなので、
実際の通貨に替える場合のお金は誰が支払うのか?という意味)

もちろん、

ビットコインを取引している人々

である。

つまり、ビットコインを高値で買って、

せっせとマイニング業者にお金を流している

ような状況と言えなくもない。

しかもこの16兆円のうち、

半分くらいは電気代に消えている

とされる。

とはいえ、ビットコインの仕組みは、
マイニング業者たちによって成り立っていると言っても過言ではない。

なのでこの電気代は、

ビットコインの仕組み維持費

とでも言えよう。

じゃあその費用は、誰が負担しているのか?



もちろん、マイニング業者が善意で負担してくれるはずもなく、
マイニング業者は、報酬として得たビットコインを売って実利を得ている。

つまりマイニングにかかる電気代は、

取引するユーザーが、送金手数料などで実質的に負担している

というわけだ。

ビットコインが誕生した直後は個人でもマイニングできたそうだが、
今やマイニングをはじめるための費用も、数億円かかると言われている。

もちろんその費用も、

ビットコインを取引している人々から回収している

のが実状だ。

つまり、ビットコインの時価総額は100兆円でも、
実際に100兆円分の価値がビットコインに宿っているわけではない。

その多くは、

  • ビットコインシステムを維持するために(マイニングのために)

消費されている。

数年前に安値(1BTC=1万円とか)で買って、
ずっと持っている投資家も大勢いる。

以上の事実より、ビットコインに宿っている金銭的な価値は、

見かけよりずっと少ない・・・



これがビットコインの現実だ。

ビットコインの価値はどこにある?

金は、

採掘可能な現物

に対して値がついている。

ビットコインも、発行枚数を制限することで、
金のような希少価値を持たせている。

だからビットコインは、「デジタルゴールド」とも言われる。

たしかに、

インターネット上に一定の価値を貯めておけることを証明した

のは、ビットコインの功績によるところが大きい。

しかし問題は、

ビットコインを持ちつづける必要性がない

ことだ。

人々はなぜビットコインを持つ(買う)のか?



ビットコインを持つ人々の答えは大半、

儲けるため

だろう。

それに対し、現物の金はどうか?

・・・ビットコインとおなじく、「儲けるため」だろうか?



もちろん、少なからずそういう人もいるだろう。

しかし金を保有する最大の目的は、

資産価値の保全

だ。

自国の情勢が不安定になり、自国の貨幣の価値が暴落しても、
金の価格には影響がない。

  • そこに金の価値がある
  • だから金を持つ



まさに、「有事の際の金」である。

いっぽうビットコイン・・・

金と同様、資産保全の機能を持っているように見えるが、
その価格を裏づけるおもだった用途は今のところない。

金だったら、

  • 宝飾品
  • 工業用品
  • 医療用品
  • 美容
  • 食用

など、さまざまな用途があり、それらが価格の裏づけとなっている。

対してビットコインにあるのは、

  • 「デジタルゴールドとしての価値があるだろう」というみんなの期待感と、
  • サービス決済・送金としての少しの需要

である。

よくある論調は、

ビットコインが決済に使われる場面が増えれば、ビットコインの価値が上がる!

だがそもそも、

  • ビットコインの決済・送金機能
    (決済・送金のスピード、一度に処理できる量)

は、決済・送金を得意とする他コインの足元にも及ばない。

  • デジタルゴールドとしての価値(資産保全機能)
  • デジタル貨幣としての流通(決済・送金機能)

そのどちらもビットコインが一番だなんて、欲張りすぎだ。

もともとビットコインは、貨幣として生み出された。

しかし今や貨幣としての機能は、

後発コインのが圧倒的に優れている!

となるとビットコインのつよみは、資産保全機能のほうではないだろうか。

決済よりも、そちらの機能に期待するべきだ。

・・・さて、ここで問題だ。

多くの人がビットコインを持つ理由は何だっただろうか?



そう・・・

儲けるため

である。

ハナから資産保全機能になんて、期待していないのである。

  • いつかは手放すため

・・・の投資案件だ。

デジタルじゃないゴールドとは、本質的にそこが違う。

口ではデジタルゴールドとあがめつつも、
その機能を金の10分の1ほども信じてはいない。

それでも、ビットコインが「デジタルゴールドだ!」と言えるだろうか?



しかも、ビットコイン全体量の1/3〜半数を、

一部の投資家が占有している

ような状況だ。

とうぜんこのなかには、マイニング業者たちもふくまれる。

そしてもちろん彼らも、“儲けるため”にビットコインを持っている。

ビットコインをデジタルゴールドとしてあがめているのは、
彼ら「以外」の人のなかの一部にしかすぎないだろう。

今はまだ、1BTC=数百万で高止まっているから、
彼らは動こうとしていない。

だがもし彼らが、

ビットコインを見限り、一斉にビットコインを売りに出したなら・・・?!



価格が上がる期待感から、ここまでの時価総額(100兆円)に成長した。

しかし価格の裏づけがないから、価格が暴落したとき、

ずっと持ちつづける理由がない



大口のビットコイン保有者が売りに走れば、
とたんに売られまくり、

1BTC=1万円の価値も残らない

ことだろう。

(さいしょに売り始めた人だけが助かることに注意)

価格が暴落したとき、それでもあなたは、
ビットコインに資産保全機能を期待できるだろうか?

売らずに持っていられるだろうか?



デジタルじゃないゴールドは、有事の際でも価格が暴落しないから、
“有事の際のゴールド”なのだ。

  • ビットコインはどうだろう?
  • 「何ゴールド」だろうか?

・・・そもそもゴールドなのだろうか?

ビットコインの価格ポテンシャル (1BTC=1億円はないっしょ)

一旦、ビットコインが「ゴールドなのか?」の議論は忘れ、
ビットコインがこのまま将来的に価値を持ちつづけるなら、

いったいどれくらいまで価格が上昇するのか?

を考えてみる。

一部メディアでは、

  • 1BTCが1億円になるとも、
  • 5億円になるとも

報じられている。

インフルエンサーたちも、しきりにこの数字を強調している。

でも冷静になって、ビットコインがその価格になったときの、
それぞれの時価総額を計算してみよう。

  • 1BTC=1億円:時価総額2000兆円
  • 1BTC=5億円:時価総額1京円

となる。

(ビットコインの発行枚数およそ2000万枚×1BTCあたりの価格で算出)

ちなみにぜんぶの法定通貨を合わせた時価総額は、1京円程度。

したがって、「理論上」は、

  • 1BTC=5億円

もあり得なくはない気がしてしまう。

ただしこれは、

  • ビットコインのみが生き残って、なおかつ、
  • ビットコインがありとあらゆるサービスで決済手段としてもちいられている

と仮定するならば・・・だ。

さきほど言ったように、ビットコインに期待できるのは、
“資産保全機能”のほう。

決済や送金に使われまくる未来は、なかなか考えづらいものがある。
(決済できる場も少なければ、決済・送金も遅い)

ビットコインの決済・送金機能面だけを見たときに、

1BTC=1億円はまずないだろう

じゃあどれくらいなら現実的にあり得るのか?



資産保全機能の面で考えてみる。

今後、どれくらいの伸びしろがあるのか?

資産保全機能を確立している、
デジタルじゃないゴールド(つまり金)の時価総額は、

およそ1000兆円!



そしてすでにお伝えしたとおり、
ビットコインが仮に1BTC=1億円になったときの時価総額は、

2000兆円!



ナント、

デジタルじゃないゴールドの、2倍もの時価総額になる!



これが本当にありえるだろうか?現実的だろうか?

いいや・・・

最高のシナリオをたどったとしても、
デジタルじゃないゴールドとおなじ、

1000兆円止まり

だろう。

つまり、

1BTC=5000万円

が、完全に資産保全機能を確立した場合のビットコインのポテンシャルである。

とうぜんこの価格は、

  • ビットコインの資産保全機能に価値を感じて、
    (売る目的でなく)ビットコインを保有する人が増えれば・・・
  • 価格の裏づけとなるサービスがたくさん出現すれば・・・

の、たられば話である。

もし、これらの“たられば”の実現なしに価格が高騰したとすれば、

  • それは完全にバブルであり、
  • いつか崩壊する運命にある・・・

ビットコインバブル崩壊は悪いこと?

ところで、筆頭仮想通貨であるビットコインが終われば、
それは仮想通貨市場全体の崩壊を意味するのだろうか?

・・・ぼくはそうはおもわない。

ビットコインより決済・送金に向いた、

実用的なコインたち

がおもてに出てきて、仮想通貨市場は、

より一般の人に(たとえば自分たちの親世代にも)受け入れられるフェーズ

へと向かうだろう。

ビットコインの価格崩壊こそが、そのキッカケになるとにらんでいる。

ビットコイン崩壊によって、
今(2022年)ある仮想通貨全体の時価総額(200〜300兆)は、

もしかしたら10分の1とかになってしまうかもしれない・・・



でも、それがキッカケで、送金・決済に向いたコインがあぶりだされ、

なんだ、仮想通貨って、便利じゃん

仮想通貨持ってるのあたりまえだよね



そうなったとき、仮想通貨市場は、

ビットコイン崩壊前以上の時価総額をたたき出す

ことだろう。

そのとき、台頭となっているコインはどれか・・・?



・・・を考えるのが、
今から仮想通貨投資をはじめる人たちの醍醐味ではないだろうか。

ビットコインはまだ価格が上がるかもしれないが、やっぱり、

1BTC=1億円は考えづらい



・・・となると「ビットコインで儲けよう!」は、もう遅い気がするし、
そもそも少額投資では儲からない。

資産保全目的じゃなく、儲かろうとする人が多いので、
いつ価格が崩壊してもおかしくない危険をはらんでいることをお忘れなく!

  • 10倍・・・
  • 20倍・・・
  • 30倍・・・!

と狙いたいなら、
(ビットコインが崩壊すると仮定して、崩壊後)つぎに来るコインに投資すべきだろう。

ビットコインの崩壊が訪れるとするなら、それはつぎに来るコインへ全力投資するチャンス!

ビットコインが崩壊する前提で話してきたが、もちろん崩壊するとはかぎらない。

しかし崩壊するとなれば、そのときは、

市場全体のコインがビットコインの暴落に引きずられ、のきなみ値を落とす

ことだろう。

だがそのときこそ、今から仮想通貨投資をはじめる人にとっては、

最大の投資チャンス

だとおもうのだ。

真に実用価値のあるコインなら、たとえ10分の1に値崩れしたとしても、
かならず元にもどり、その後も伸びつづけるであろうからだ。

実際のサービスの需要があれば、価格は戻らざるを得ない
(→必然的に買われる・利用される)



将来1000円になるだろうコインがあって、
今100円で買ったなら将来10倍。

しかし暴落して10円のときに買えたら、
将来1000円なら100倍だ!

仮想ずーかま

まぁ、そううまくはいきませんよね



だが、チャンスであることには変わりない。

ただし、真に実用価値のあるコインなら、市場が一時崩壊したとき、
逆に値が上がるかもしれない。

なので、

  • 今買うか?
  • 市場崩壊を待って買うか?

の判断はむずかしいところだ。

仮想ずーかま

むずかしすぎて、ビットコイン崩壊を待ちきれず買っちまった!



いずれにせよ、決済機能としてのビットコインの限界は見えている。

ビジネスの理論からもそれはあきらかだ。



その点を踏まえ、

つぎに来るコインは何なのか?

買うまえに色々情報収集しておきたい。

以下にぼくが投資済みのコインを紹介するので、
何かの参考にしていただけたら、うれしいかぎりだ。

コインマン

ホイジャーマタ!

言い逃れ事項

本記事中の意見・見解は、著者の個人的な見解です。

仮想通貨への投資、 および資産の管理にはリスクが伴います。

投資の判断をするまえに、 あなたが興味を持った銘柄に対して、
あなた自身で調査することを忘れないでください。

以上を忘れず、 未来にワクワクして行こう! ☆彡

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この記事を書いた人

仮想ずーかまのアバター 仮想ずーかま 仮想のずーかま

仮想通貨投資家|未来を信じる3銘柄と心中(計200万円分投資済み)|短期で50万円も運用予定|乗り遅れても大丈夫!仮想通貨はまだまだこれから!|本業:ブロガー(希望)|実際は社畜が本業|心とお金の余裕を手に入れるための仮想通貨情報(考え方・投資方法・オススメ銘柄)を、仮想通貨が実現する未来像といっしょにお届け!|さぁ、みんなで未来にワクワクしようじゃないか☆

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